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2006年12月 7日 (木)

リクエスト。

 「写真を撮らせてもらってもよいですか?」

先日、お世話になっているこいけレディスクリニックさんで、産後のお母さんへのリフレ中に、あるお母さん(初産婦さん)からこんな↑リクエストをされました。

それはあまりにも突然のコトだったので、「えぇっ!!」と“え”に濁点付いてるような状態で、大袈裟に驚いてしまいました。

 

 イヤ、実は、わたくし、写真を撮られるコトがとても苦手なのです。何故?って、魂抜かれるから・・・、ってのはウソです。

苦手な理由は、とてもくだらないです。被写体になってる自分が、ちょっとよそ行きのすまし顔で(もしくは、とびっきりの作り笑顔で)静止した状態になっている姿を、他人がファインダー越しに覗いてると思ったら、なんだかとても滑稽な気がしてきて、笑えてくるのです。

自分で自分に「おい!何顔作ってんだ!?」って、ツッコミたくなるような心境になるのですね。

だから、大抵、私が写真に写っている姿はニヤニヤしてるか、バカ笑いしちゃってるか、どちらかです。

 

 そんな、どうかしたら、自意識過剰気味の理由により、写真を撮られるコトが苦手なのです。

 

 実は、「写真を撮りたい」とリクエストして下さった理由は、“熱烈なあどマニアだから”、と言うのはウソで(←当たり前!)、

 

 “入院中(←出産のため)にお世話になった方、皆さんの写真を撮らせてもらってるんです。”と。

 

 そして、その中の一人として、私の写真も撮りたいとのコトでした。

 

 写真苦手な私ですが、もちろん、この嬉しいリクエストに快くお応え致しました。

でも、撮り終えた写真を「見ますか?」と言って頂いたのですが、「それは結構です!」と自分のブサイク面を直視するのはご遠慮しときましたよ、ハイ。

 

 出産は、女性にとっての一大イベントです。そして、女性の一生の内で、そう何度もそのタイミングが巡ってくる訳ではありません。 

この嬉しいリクエストを頂き、私は、とてもかけがえのない、尊い時間に関わらせて頂いている、というコトに改めて気付かせて頂いたのです。ありがとうございます!

 

 私が産院さんで活動したいなぁ、と思うきっかけには、姉の妊娠・出産・子育てを間近で見てきた、というのもあります。

 

 姉が次男を出産したときには、私はずっと病院で付き添っていました。

陣痛に耐える姉の腰をさすったり、軽くリフレもしたり、少しでも楽になって欲しい一心で、自分が出来るコトをやりました。

さすがに『妹』という立場では、分娩に立ち会うコトは出来ませんでしたが、扉越しに、甥っ子が産道を通り、この世に産まれ出るその瞬間の“音”、そして、“産声”をこの耳で聴いたときには、鳥肌が立ち、自然と涙が溢れ出ました。なんて神秘的で、感動的なんだろうと・・・。

 

 同じ女性ではあるけれど、女の人ってスゴイ!と思います。たくましく、美しいです。

 

 そういう経験を通して、同じ女性として、一生の内に幾度とない、出産という一大イベントに私も関わるコトが出来たら、何か力になれたら、という思いが強まりました。

 

 そして、幸運にも、今こうして、そのお仕事に携わらせて頂いています。本当にありがたいコトです。

先日のお母さんのリクエストにより、そういう自分の思いも、また改めて思い出させて頂きました。

 

 それと、先日は、妊婦さん時代から通って頂いていたお母さんが、無事ご出産を終え、元気な姿で産後のリフレを受けに来て下さいました。

お腹がどんどん大きくなっていく様子を見させて頂いた私としては、ちょっぴり母心のような気分にもなったりもしました。「あぁ~、無事に産まれてきてヨカッタねぇ~!」などと。

最後に、「いつも、心地よい眠りをありがとうございます!楽しかったです!」とおっしゃって頂き、なんだかジ~ンときてしまいました。さすがに、その場では涙しませんでしたが、帰りの車の中で、その喜びを噛みしめ、ちょっぴり涙してみました。エヘへ。

 

 私は、「気持ちよかったです!」とおっしゃって頂くのも、もちろん嬉しいのですが、それよりも「楽しかったです!」とおっしゃって頂くのが、私にとっての最高の賛辞だったりするのです。楽しい時間を共有出来た、という幸せ。この上ない、幸せです。

 

 マタニティリフレを始めるにあたっては、私なりに、不安や迷いもあったりでした。

産院の事務長さんから「マタニティリフレをやってみませんか?」との申し出があったとき、本当は首を大きく縦に振りたい所だったのですが、何せ、旅館さんと産院さんを掛け持ちする身。

一番の不安材料は、自分の体力が持つかどうか、というコト。新しいコトを始めるコトによって、どちらにも迷惑が掛かってしまうようなコトになってしまったら・・・、そんな思いが頭をよぎり、なかなか返事が出来ずにいました。

でも、マタニティリフレは、産院さんに営業させて頂いた時点で、私が元々やりたいと思っていたコト。産院の事務長さんの計らいもあり、やってみる決心がつきました。

 

 そして、今は、やっぱりあのとき、思い切ってやるコトを決意して本当にヨカッタなと思うんです。微力ながらも、私も妊娠・出産のお手伝いをさせて頂いていると思うと、とても感慨深くなります。

そして、そういう場を与えて下さった、こいけレディスクリニックさんに感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

 産院でのお母さん、旅館でのお客様との出会いにより、私は本当に多くのものを与えて頂いています。与えて頂くコトの方が遥かに多いのです。本当にありがたいコトです。

だからこそ、精一杯向き合いたいな、って思います。そして、お母さんやお客様の疲れたお体が、少しでも楽になり、元気になって頂ければ、って心から思うのです。

 

 写真と言えば・・・、

ホムペの写真が、思った以上によく撮れてしまっています。

 

 写真を撮ってくれたカメラマンは、高校時代からの友人・しんちゃん。世の中で自分が一番オモシロイ!と豪語している男です。(そして、時々、うっとーしいです。)

撮影するときも、アラーキーのように(かどうかは、実際わかりませんが)、「う~ん、いいよぉ~!いいねぇ~!」とイチイチ言ってくるモンですから、ほとんどの写真はバカ笑いしてしまってます。こんなのホムペに載せらんないよ!?ってくらいにです。

 

 そして、あの一枚は、もう奇跡的に、うまい具合に撮れちゃった!っていうベストショットなのです。

周りからも「あの写真、よく撮れてるねぇ~!」と素直に喜んでいいのかどうかわからない、お褒めの言葉を頂きます。

 

 なので・・・、ホムペ見て来て下さったお客様に「顔が違う!」と思われてないか、いつも心配です。もしくは、「この写真の方、担当でお願いします。」等と言われやしないかと・・・。

 

 ホムペの写真は紛れもなく、わたくし本人ですので、「顔、違うじゃん!?」なんてツッコまないで下さいね~!!

 

 ♪本日のBGM・・・矢野顕子「BAKABON」(アルバム「いままでのやのあきこ」より) 

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コメント

こんばんは!しんちゃんキタコレ!
アラーキーはリンクしてもホムペ写真はリンクしないあどさん…。。写真雰囲気でてますね!私は料理教室の動画の方も
輝いてるので違うと思いませんが。
ところで私のブログですが、また流れる水の如く悪いクセがで
てきて、安定したアクセスになると閉鎖してまた新しく作りたいという数字萌えハンター体質女なのでウズウズしてます。

昨日メインもコピーもブログ丸ごと削除してみようかなんて
衝動が起こりました。自分でもウザイくらいです。
この性質、セラピーの力でどうにかなりませんか?

投稿: ジーン | 2006年12月11日 (月) 19時27分

>ジーンさん
こんばんは☆
しんちゃんに異常に反応して頂いて、ありがとうございます(笑)
しかも、他人の旦那の上に、勝手に名前も出しちゃってます。
しんちゃんは、なんたって「モテないトリオ」の名付け親ですからね~。

そちらにもコメントしましたが、ジーンさんのコメント読んで、急いでアメブロ覗きに行きましたよ(笑)
まだ生きてるよ(by.槇原敬之)だったので、安心しました。
 >この性質、セラピーの力でどうにかなりませんか?
どうにかしたい所ですが・・・、きっと無理だと思います(笑)
抑えきれない衝動には、勝てそうにないです。
ドロンするときは、こっそり教えて下さいね~。

投稿: あど | 2006年12月11日 (月) 23時50分

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