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2007年7月 3日 (火)

ゆ れ る 。

 あっという間に、もう7月。1年の半分を過ごしたワケですが、ホント早い!!

今年前半を振り返ってみると、う~ん、やっぱり、“女の厄年・33歳(←数えでね!)”を地でいってるような半年でもあったような・・・。なんたって、“ぢ”で入院したワケですし(恥)

後半は、健康第一!で元気に楽しく、たくさん笑って過ごしたいモノです!!

そろそろ暑くなってきましたし、夏バテしないよう、しっかり食べて、しっかり休養して、猛暑(だと予想される)な夏を乗り切りたいと思います。

 

 で、本題です。

今更ながらではありますが、タイトル通り、ちょうど1年前に劇場公開された邦画「ゆれる」をDVDで鑑賞しました。

Yureru  

コチラ↑、劇場公開前から愛読書のブロスでチェックしていて、絶対に劇場で観たい!!と思っていたのですが、まぁ、いつものコト、栃木ではリアルタイムで公開されるワケもなく、悶々とした日々を送っていたワケです。

何が観たいって、私は香川照之さんの演技が観たくって。以前から、観る側がググッと引き込まれていく、香川さんの演技が好きなんですよ、私。

主演はオダギリジョーさん(弟・猛役)ですが、この映画の見所は、愛読書ブロス情報によると、香川さん(兄・稔役)の演技に尽きる!という印象を受けたし、“兄弟とそれを取り巻く人々の心のゆれ”を描くという設定にも、グッ!ときてたワケです。

 

 で、DVDが発売される前に、まずは出版されていた原作を読んでみるコトに。

大抵、原作を読んでしまうと、それだけでお腹いっぱいになってしまい、別に映像で確認しなくてもイイや、となりがちですが、この映画は違った!!原作読んで、尚更、香川さんの演技が観たくなってしまった!!

もう、観るっきゃない!!です。

 

 そして、DVD発売からもだいぶ経った昨日、待ちに待ったひとり「ゆれる」鑑賞会。

観終わった感想は・・・、体中の力が抜けてしまって、しばらく動けませんでした。タイトル通り、私の心も相当揺さぶられてしまいました。

人間の醜さ、弱さ、そういったものがリアルに描かれていて、すごく切なく、恐ろしい気分になったし、だけれども、ほんの少しだけ光が射すようなラストには、胸がジーンと熱くなりました。

(*まだご覧になってない方、物語のあらすじに関しては、よろしければ、「ゆれる」のサイトをご確認下さいませ。)

 

 私にも姉がいるのですが、同性同士の兄弟・姉妹を持っていらっしゃる方なら、劇中の稔と猛の関係って、ちょっと理解出来るんじゃないかな、なんて思ったりも。

血の繋がりって、時には残酷だったりするけど、やっぱり愛おしいものなんですよね。

 

 そして何と言っても、やっぱり、香川さんの演技が素晴らしかった!!表情や後ろ姿だけで、悲しみや背負ってきたモノ全てを表現してしまうあの演技は、圧巻です!!

 

 それから、原案・脚本・監督をされている西川美和さんの才能ったら、ホンットに素晴らしいです!!

この方、私と同級生なんですね!同世代でこの感性って、なんかゾクゾクしちゃいます。原作を読んだときから、女性の描いた作品だけれども、男性のような感性で描かれてるなぁ、って思ってましたが、映像でも正にそうでした。

人間の一番見たくない部分を正面からドーンと突きつけてこられたり、それであって、細かい心のゆれの描写が本当に見事で、男性のような感性だけれども、繊細さも感じられました。

 

 昨日観たばっかりですが、もう一度観たいですね。何度でも観たいです。

私は原作⇒映画という順番で鑑賞しましたが、二つがいい具合に物語を補足し合っていて、どっちも目にしてヨカッタです。

 

 そう言えば、原作の中で、物語のキーパーソンとなる智恵子という女性の心のつぶやきで、稔のコト(すなわち、香川さんのコト)を、『驢馬(ロバ)のような顔』と表現してる部分があるのですが、確かに、香川さんてロバ顔ですよね(笑)って、失礼!

しかも、この場面て、物語のカギともなる部分で、すんごくシリアスで緊迫した場面なんですが、そんなときに『ロバの顔』って!(笑)どうでもいいコトを拾っていくようなタイプの私は、一人ニヤニヤしっぱなし。

多分、監督としては、“ロバのような悲しい瞳を持った稔”というような表現だったのかもしれませんが、どう考えても、私には、“香川さんはロバ顔”と言っているようにしか聞こえません!(笑)

 

 今回のひとり「ゆれる」鑑賞会でも、実際にそのシーンが来たときは、香川さんの見事なロバ顔がアップで写し出され、一人ニヤニヤ(笑)ホント、上手いコト言いますね!

(ちなみに、劇中では、智恵子は『ロバのような顔』とは表現してないです。原作のみの設定のようです。)

まぁ、でも、ニヤケ顔もそこまでで、次からはまた物語にググッと引きこまれていくワケですけど。

 

 そんなワケで、全てに於いて、香川さんありきのこの作品。脇を固める俳優陣も素晴らしい方ばっかりで、すごく満足度のある映画です。

 

 一つだけ、キャスティングの点で腑に落ちない部分があったのですが、稔と猛の伯父であり、弁護士役で、蟹江敬三さんが出演されてます。

原作では、自分より16歳も若い女性と再婚している、知的でドライでセクシーな男性像として描かれていて、この役は絶対に小林薫さんしかいない!と勝手に思ってたワケですが、それがまさか、ナンチャン顔の蟹江さんだったなんて!!ビックリです!!

蟹江さんのセクシーさをなんとか探ってみようと試みたのですが、私には無理でした。(←すごく、失礼!)

 

 あ、でも、原作読まずに映画だけ鑑賞された方は、きっと違和感ないはずですよ。だって、伊武雅刀さんの弟役ですから。ゴツゴツ感が共通してますモンね!

つか、最終的には、蟹江さんのセクシーさなんてどうでもいいくらい、物語に引き込まれちゃいますから!

 

 やっと、脱力感から抜け出せたので、紹介がてら、日記を更新しました。いやぁ、映画って本当にいいもんですね。(水野晴郎閣下語録より)

 

 ♪本日のBGM・・・クラムボン「tayu-tau」(アルバム「Musical」より)

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コメント

ああっ!ゆれる!
公開中、行かねば行かねばと思いつつ、結局行かず、まだ未鑑賞です。
いや~、やっぱり見ないといけませんね。
香川照之さんの演技、私も好きです。
演じる役によって、全くの別人ですよね~。
デビュー当時かな、東大出身ってことで、
なんかのクイズ番組のレギュラー回答者でしたよね?
あんときはほんと嫌いだったな~。
「そんなにかっこよくもないのに」とか思ったりして。
でも、今ではへルシア緑茶のCMまでも、好きです。
人を知るって大事ですね。

投稿: サマーK | 2007年7月 3日 (火) 23時43分

●サマーKさん
サマーさん、こんばんは☆
早速のコメント、ありがとうございます♪
やっぱり、サマーさんもチェックしてましたか!
機会あれば、是非、観て下さい!!
出来れば、原作も併せて読むと、映像では説明されてない人物の細かい背景もわかるので、より深く納得いくと思います。
もう、ホント、切なくなってしまいました。

香川さんて、今、日本で一番演技力ある俳優さんと言っても過言じゃないですよね!
私も以前は、“浜木綿子の息子”って認識でしたが、今では完全に母越え、父越えしちゃいましたね。
しかし、昔出てたクイズ番組って何??と気になり、調べたら、「なっとく歴史館」ですって。
きっと観てただろうに、覚えてない~(汗)

投稿: あど | 2007年7月 4日 (水) 00時13分

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