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2009年10月30日 (金)

実はもう既に、手の中にあった。

 先日、久しぶりに、お客さまから「どうして、このお仕事(セラピスト)を選んだのですか?」というご質問を受けました。

 

 以前、私がリフレクソロジスト(セラピスト)になった経緯を『リフレクソロジストへの道』という日記で、何回かに分けてご紹介しました。(→記事はコチラ。)

そちらでも書いてますが、私が“セラピスト”という道を選んだ理由は、後付けのようなモノ・・・。

20代半ばの頃の私は、とにもかくにも、

「もしも一人で生きていかなければならないときのために、自立しなければ!そのためには、何か資格を取得して、手に職を付けなければ!!」

という、強迫観念とでも言いますか、なんだか切羽詰ったキモチが常にあったのです(汗)

 

 そんな中で、たまたまテレビという媒体で、リフレクソロジーの学校の存在を知ったのでした。

そして、

自立⇒資格取得⇒リフレクソロジーの学校⇒通う!

という、とってもわかりやすい構図が出来上がりました(笑)

 

 当時の私は、言ってしまえば、資格なら、なんでもヨカッタのだと思います。

うーん、でも、なんでもよいは言い過ぎかな。。。

とにかく、相手からダイレクトに反応が返ってくるような、やりがいのあるお仕事がしたかったのです。

だから、特に、リフレクソロジーにこだわりがあった、というワケではありませんでした。

いや、だって、それまで受けたコトもなかったし(汗)

 

 「どうして、このお仕事を選んだのですか?」という質問への、私の中でのセラピストととしての模範回答は、

今携わっているセラピー(リフレやアロマなど)を実際に受けて、自分がとても癒された!だから、今度は自分が相手を癒したい♪

というようなモノ。

私自身のなんだか切羽詰った、後ろ向きな回答から比べたら、とても前向きで美しい回答です。(に思える。)

何よりも、自分自身がそのセラピーをスキだから!という揺るぎないキモチがそこにある。

私の場合は、スキから始まったワケではないので、そんな自分にいつもコンプレックスを抱いていたし、

「大体、本当にスキなんだろうか??ただ、スキ!と自分に言い聞かせているだけではないのか??」

と、疑心暗鬼にもなったりしたモノでした。

 

 とにかく、こんな感じで、いつも誰かと比べて、卑屈になったり、自信を失くしたりの私。 

そんな自分と決別したくて、今年に入ってからは過去の自分とガッツリ向き合い、対話する機会が増えました。

その中で、私自身、忘れていたけど、思い出したコト。

 

 私は、大学受験に失敗しました。

一応、国立大学合格を目指して、受験勉強をしていた、高校3年生の私。

国立大学を目指すモノの、特に行きたい学部があるワケでもなく(汗)、志望校はとりあえず、受かる可能性がありそうな大学に・・・、という、なんともやる気のない受験勉強をしていました。

 

 当時の国立大学(文系)の学部は今のように多種多様ではなく、教育学部、経済学部、人文学部などがメインで、私にとって、魅力に感じるような学部はないに等しかった。

私立大学の方が、断然!私の興味をそそる学部が目白押しでした。

それなのに、なんで国立大学を目指したかと言うと、経済的な事情からで、4年制の大学に行くなら国立で、私立なら短大まで、という親との約束があったのです。

それに、進学校というコトもあり、周りは4年制の大学を当然のように目指していたし、私自身も、2年より4年の方がよいなぁ~、という根拠のない、キャンパス生活への憧れもあって(笑)、なんとな~く、国立の4年大学を目指したワケです。

 

 もちろん、そんな感じの受験勉強でしたから、身にもならず、センター試験はボロボロ(汗笑)

見事に、(とりあえず)志望していた大学も落ちました。

 

 しか~し、大学受験には『スベリ止め』という、素晴らしいシステムがございます。

国立落ちたら、私立の短大、というのは、我が家の受験の掟でしたから、何校かスベリ止めで私立の短大も受験していました。

その中で、私が選んだのは、なんと、“人間関係科”という心理学系の学科(学部)だったのでした。

そうなんです。当時の私は、心理学を学びたい!と思っていたのでした。

 

 どうせ行くなら、自分が興味のある学科(学部)で学びたい。

そう思い、自分で必死に調べて、見つけました。(←インターネットなんて、全く普及していない時代ですからね~。資料を手当たり次第、読み漁った記憶があります。)

その当時、私の高校で、この短大の学科を受験した人はいなかったそうで、担任からも「よく見つけたわね~!」と感心されたのでした(笑)

そして、晴れて、私が我が高校からの、某短大人間関係科への初の入学者となりました。

 

 本当は、短大卒業後の進路として、4年制の大学に編入して、「臨床心理士」になりたい、という希望がありました。

でも、これも、私立なら2年まで、という親との約束があったため、断然せざるをえませんでした。

(もしかしたら、他に方法はいくらでもあったのでしょうが、その当時の私には、手段がわからなかったのです。)

就職するにあたり、また何がしたいかわからなくなってしまった私は、とりあえず地元に戻り、OLとして働くコトになったのです。

 

 そして・・・、

ループして、「手に職を付けたい!相手からダイレクトに反応が返ってくるような、やりがいのあるお仕事がしたい!」という私が現れます。

 

 そう、この流れの中で、私が思い出したコト。

モンモンとした受験生の頃、既に、人と関わり合っていくコトを選んでいたのです!

だって、選んだ学科は人間関係科ですモノ!!(笑)

自分以外の誰かのサポートをしていくコトを、潜在的に選んでいたのですね。

この発見には、とっても嬉しくなりました♪

あぁ、ちゃんと、私、自分が何をしたいかわかってたんじゃん!って。

そうしたら、なんだか自分が誇らしく思え、もっと、自信を持っていいんだ!と思ってあげられました。

 

 どうして、セラピストというお仕事を選んだか?

どの答えが正解とか間違いとかではなく、その背景は、セラピスト100人いれば、100通り。

これからは自分に恥じるコトなく、堂々と、「10代の頃から、人と関わるお仕事をしたかったんです。」と答えようと思います。

 

 そして・・・。 

受験や就職で、親からの規制があり、望むコトを諦めてきた私。

10代後半~20歳くらいまでは、正直、親に対して、「いつもガマンばっかりさせられて!」という怒りのキモチがありました。

でも、そのおかげで、自分の足でしっかりと、望む自分に辿り着くコトを教えてもらったのだと思います。

今は、両親に感謝しています。ありがとう。

たくさんの愛と感謝を込めて!

 

 ♪本日のBGM・・・原田知世/時をかける少女(アルバム「Music&Me」より)

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