カテゴリー「続・一人店主への道」の5件の記事

サロンスタッフ→一人店主になるまでの長編日記(後編)。

2009年11月28日 (土)

続・一人店主への道(完)~⑤自分を知って、自分を信じる~

サロン勤務から、一人店主に至るまでの道のりを、自分の記憶を辿りながら、ポツポツと更新しています。

これから、開業しようとされている方やセラピストのお仕事をしようと考えていらっしゃる方の何かヒントになれれば・・・、私もウレシイです。

 

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 前回は、旅館での委託開業&産院での出張開業するにあたり、私がどんな風に営業をしたか、について書きました。 

慣れない営業の中でも、素晴らしいタイミングとご縁に恵まれたおかげで、今の私があります。 

 

 ちなみに、委託開業や出張開業のメリットは、比較的、開業資金が掛からなくて済む、というコト。

極端な話、ベッド1台置けるスペースさえあれば営業可能なので、サロンを1軒構えるよりも備品の負担も少ないと思います。

(私は実際、そうでした。)

 

 恥ずかしながら、開業するに当たって、十分な資金がなかった私には選択肢がこれしかなかった、という話も・・・(汗)

委託開業や出張開業の場合、備品をどちらが持つか?というのも、交渉次第になると思います。

私の場合、最初は必要最低限の備品を用意して、少しずつ、足りないモノを足していったという感じです。

 

 そういったコトも諸々含めの疑問や不安の解消に、これから開業される方は、個人サロンさんなどでやられている、開業セミナーやサポートを活用するのはベストですよね!

(あとは、書籍もいっぱい出てるし!)

成功している方のお話を聞いたり、横の繋がりを持つコトは励みにもなるし、目指すべき方向も見えやすくなるのでは、と思います。

 

 私が開業する頃にも、もちろん、そういったセミナーは開かれていました。

でも、私の場合は、そういう情報をほとんど手に入れるコトが出来なかったのです。

(知っていれば、是非、参加したかった。。。)

 

 情報を手にするコトも大切ですが、

最後は・・・、やっぱり、ブレない自分、でしょうか。

何を大切にするか、それは人それぞれです。

それによって、営業の方法や戦略だって変わってくると思います。

今は情報が簡単に手に入るし、溢れているので、いつの間にか振り回されてしまうコトって、あると思います。

だから、そういう意味でも、自分を知る、というのは本当に大切なコトですね。

 

 この方法が一番!というモノはないと思うので、自分の得意な方法で、自分を信じて、進むべし!!

・・・と、自分にも言い聞かせている、ワタクシです(笑)

 

 自分を知って、自分を信じる。

コレは、今現在も、私自身のテーマであります。

自分を信じるコトは、自分を丸ごと愛するコト

セラピスト自身が自分を愛し、大切に出来なければ、目の前のクライアントさんを大切に想い、しっかりと向き合うコトは出来ないのだと、ひしひしと感じています。

 

 セラピストというお仕事はコレで終わり!というコトがなく(というか、どんなお仕事もですね。)、

私自身、まだまだ旅の途中です。 

 

 開業するまでの当時の気持ちや出来事を、以前に書き記しています。(→記事はコチラから。)

それから、こいけLCさんでお仕事するきっかけと出逢いについても記事にしています。(→記事はコチラから。)

 

 まぁ、ホント、山あり、谷ありの珍道中な(!?)5年間でした(笑)

改めて、こうして文章にしてみると、当時の私のエネルギーは相当だったなぁ~、と他人事のように思います。

私の場合・・・、

自力で生活していかなければならなかったし、後戻りが出来ない状況だったので、一人店主への道のりも、必死にならざるを得なかったワケですけどね・・・(苦笑)

でも、その一つひとつを乗り越えて、今の私があると思うと、なんだかとっても、自分自身が愛おしく思えてきました!

そして、私をサポートしてくださる皆さまにも、改めて、感謝の気持ちが湧き上がってきました♪

いつもいつも、ありがとうございます!!(自分も含め!)

 

 実に、3年以上に渡って書いてきた一人店主への道のりのお話ですが(汗)、ひとまず、これにて完結です。

言葉が足りない部分もあったかもしれないですし、何より、1回1回が長かった(汗笑)

ここまでお付き合いくださった皆さま、ありがとうございます♪

たくさんの愛と感謝を込めて☆

 

 ♪本日のBGM・・・サニーデイ・サービス/NOW(アルバム「サニーデイ・サービス」より)

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2009年11月27日 (金)

続・一人店主への道。~④出逢い~

 サロン勤務から、一人店主に至るまでの道のりを、自分の記憶を辿りながら、ポツポツと更新しています。

これから、開業しようとされている方やセラピストのお仕事をしようと考えていらっしゃる方の何かヒントになれれば・・・、私もウレシイです。

 

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 私は現在、フリーのセラピストとして、旅館(鶴亀大吉さん)での委託開業、そして、産婦人科(こいけレディスクリニックさん)での出張開業の2本立てで、活動しています。

 

 どちらに関しても、特に誰かのツテがあったワケでもなく、募集が掛かっていたワケでもなく、まるっきりの飛び込み営業でした。

ちなみに、OL時代は受注業務を専門にやっていましたから、営業に関してはド素人(汗)

そんな感じで営業に関する知識は全くありませんでしたが、ご縁があって、こうしてお仕事させて頂けるようになったコトは、本当にありがたいコトだと思っています。

 

 営業ド素人の私がどういう戦略で営業したのかと言うと・・・、

正直、あんまり戦略と言えるようなモノはなかったです(苦笑)

とにかく誠実に、熱意を持って、なるべくわかりやすい資料や企画書を作るコト、そして、自分の想いをきちんとしっかり伝えるコトくらいしか、私には出来ませんでした。

(技術に関しては、それなりに自信があったので、あまり心配していなかったです。というか、自信ない人には、受け入れ側も任せられないでしょうから(汗))

営業に関する知識を身に付けるコトなく、飛び込み営業しちゃったのだから、今思うと、随分と度胸があったなと、自分でも思います(笑)

 

 私が卒業したマキ・フジタヒーリングスクールでは、在校生&卒業生向けの『独立開業セミナー』が定期的に開かれているのと、在校中に『独立開業マニュアル』が配布されます。

でも、私の場合・・・、時期が合わなくて、セミナーに参加出来ないまま、栃木に戻ってきてしまいました(汗)

おまけに、私が卒業した頃は、開業マニュアルはセミナー参加者にしか配布されなかったので、手元にはそういった資料はないような状況。。。

はて、困りました。

 

 でも・・・、そんなときに、愛すべく、友がいる!

大手サロンの同期で、一足お先に個人サロンを開業した、リラックスプラスのオーナー赤尾氏に『独立開業マニュアル』をお借りし、自分に必要な情報を手に入れ、その中で、企画書や資料を作成しました。

それと、私が属しているリフレクソロジーの協会から季刊で発行される会報誌なども、大切な大切な資料となりました。

 

 そんな感じで、ごくごく少ない情報と資料、そして友の協力の中で、自分に出来るコトを模索しながら、営業した、というワケです。

 

 とにかく、まずは、ターゲットを絞るところから。

私は基本的に、誰かを雇ったりするコトなく、自分一人でお仕事するコトしか考えていなかったので、私一人で回せるくらいのこじんまりとした規模の旅館を探すコトに決めました。

次に場所ですが、“日光”というのは既に決まっていたので、日光でも、冬でも通える距離と場所を考え、日光市内に絞り込みました。

 

 そして、大切だったのは、お客さまの層と入り具合

リフレクソロジーは旅行中のお客さまにとって、絶対に必要なモノではありません。

(だって、旅の一番の目的ではないですからね。)

だからこそ、宿泊料金がある程度の設定の所でないと、リフレクソロジーのような余分なモノに金額を落としてはくれないと、私は思いました。

そして、もちろん、それなりに繁盛している旅館でないと、絶対数が少なくなるので、継続的に営業してはいけません。。。

 

 当時、日光市内に住んでいた姉夫婦にも聞き込みし、口コミでの評判のよい旅館を絞り込んでいったら、その中に鶴亀大吉さんがありました。

 

 コレ、オフレコですけど、

鶴亀大吉という名前を聞いた瞬間、「コレは・・・、ないな。」と直感的に思ったんです(笑)

だって、鶴亀大吉という和も和の名前の旅館で英国式リフレクソロジーって・・・、

全く想像がつかなったんですモノ!(笑)

なので、頭には入れていたけど、実は最初は他の旅館さんに営業していたのです(汗)

 

 でも、なんだか、鶴亀大吉が気になる。

だって、鶴亀大吉って!!縁起良過ぎでしょ!?

そんな感じで気になり具合がMAXに達した頃、営業していた旅館さんから「そういうのは必要ないです。」の返事を頂きまして、晴れて、どーにもこーにも気になっていた鶴亀大吉さんに営業させて頂いた、というワケです。

 

 私が取った営業の方法は、

①まずは、電話で営業。

 ↓

②資料を送付、検討して頂く。

 ↓

③アポ取って、企画書持参して、プレゼン。(もちろん、実際に施術も。)

 ↓

④めでたく、契約♪

という流れ。

旅館も産院も決まるまでに、何軒か営業させて頂きましたが、大体、資料を送らせて頂いた後に断られました(泣)

 

 でも、断られても、食い下がりませんでした。

それは、私の中の決め事として、

相思相愛、必要とされているところでお仕事させて頂きたい!

という想いがあったから。

私は営業のノウハウはありませんので、この基準が正しいのかどうかはわかりませんが、後々、お互いに気持ちよくお仕事していく、というコトを考えると、とにかくコレだけは譲れないと思ったのです。

 

 私は、本当にラッキーなコトに、鶴亀さんにしても、こいけLCさんにしても、

「そろそろ、そういったモノを導入してみようかな?」

と考えていらっしゃるタイミングで、営業させて頂けました。

この素晴らしく偶然のタイミングは、キセキ☆と言ってもいいくらいだと思います。

 

 「どうやって営業したのですか?」とご質問頂くコトもあるのですが、企画力や技術ももちろんでしょうが、やっぱりタイミングもあるのだと思います。

後々、どちらからも、ちょっとタイミングがずれていたら、他の方に決まっていたり、断っていたかも、と言われたくらいですから。

コレは、正に、神のみぞ知る、の世界ですよね。

でも、だからこそ、来るべきタイミングのときのために、しっかり準備をしておく必要があるのだと思います。

チャンスをしっかり自分の手で掴むためにも、自分の想いをきちんと伝える方法をシミュレーションしておくのは大切ですよね。

妄想、バンザイですよ!(笑)

 

 それと、営業するに当たって、私がこだわったコト。

企画書や資料はPCでキレイに作るコトが出来ます。

改めて言うまでもなく、一度作れば、何部でもプリントアウトするコトが出来るので、とっても便利です。

でも、自分の想いだけは、毎回、必ず手書きで添えました。

精神論かもしれないけど、その方がずっと気持ちが伝わると、私は思ったから。

 

 立派な企画書は作れないけれど・・・、せめて、真剣な想いだけはしっかり伝えたい。

だから、自分の想いを、気持ちを込めて、しっかりと自筆で書き記しました。

(実際にそれが決め手になったかは、わかりませんけどね。でも、そうせずにはいられなかったのです。)

 

 その後、私は運良く、プレゼンまで辿り着けましたので、後は自分の想いをアピールするのみ!

プレゼンまで辿り着けたら、絶対に大丈夫!と自分を信じてました。

一体、その自信は何処から来るのか??って感じですが(笑)

でも、信じてなきゃ、自信を持って、自分をオススメ出来ませんから!

 

 プレゼンて、そこで何が出来るのか?導入するコトでどんなメリットがもたらされるのか?というコトももちろんですが、

当然、私自身もプレゼンの対象になるワケです。

 

 だからと言って、私自身が素晴らしい人間だと言いたいのではありませんよ(笑)

自分が逆の立場になってみたとして、自信がなくて、不安そうな人には・・・、やっぱり任せられないですよね。

だから、自信を持って、挑む!のは、大切。

(私の場合、生活も掛かってたので、必死度が更に倍だったコトは言うまでもないですけど(汗笑)だから、大丈夫!と言い聞かせ、思い込んでたって話も・・・(汗)でも、それも大切なコト。うまくいくイメージを持つコトって、大切です。だって、想像=創造ですからね!)

 

 何処の馬の骨かもわからないような私のコトを、快く受け入れてくださった、鶴亀大吉さんとこいけLCさんには、本当に本当に感謝致します。

二つの場との出逢いがなければ、私が今でもこうしてセラピストとして活動しているコトはなかったですもの。。。

 

 ないな。と思っていたところが、実は、真実の出逢いだったなんて、なんだか今でもオモシロイなぁ~と思います(笑)

喰わず嫌いをせずに、実際に逢ってお話をしてみないと、やっぱりわからないモンなのだなぁ~と、改めて、しみじみ思います。 

まるで・・・、男女の恋愛の始まりみたいですよね(笑)

 

 実は、鶴亀さんに営業のお電話を掛けたとき、一番最初にお電話に出られたのが女将さんでした。

女将さんともよく思い出してお話しするのですが、あのとき、誰か他のスタッフの方が出ていたら・・・、

きっと、こうして、私がスペースをお借りして、今のようにお仕事するコトはなかったと思います。

(きっと、断られていたと思うのです。女将さんやスタッフの方たちもそうおっしゃってました!)

 

 こうして、改めて書き記すと・・・、

本当にいろんな偶然と素晴らしいタイミングが重なっての“今”なのだと、しみじみと感慨深くなる、ワタクシなのでした。 

 

 つづく。(次回は、“自分を知って、自分を信じる”について。)

 

 ♪本日のBGM・・・サニーデイ・サービス/旅の手帖(アルバム「サニーデイ・サービス」より)

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2009年11月11日 (水)

続・一人店主への道。~③きっかけ。~

 サロン勤務から、一人店主に至るまでの道のりを、自分の記憶を辿りながら、ポツポツと更新しています。

これから、開業しようとされている方やセラピストのお仕事をしようと考えていらっしゃる方の何かヒントになれれば・・・、私もウレシイです。

 

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 私が一人店主になろうとした、きっかけ。

 

 以前、リフレクソロジーを学ぶ大きなきっかけとして、“自立のため。”という気持ちから、という内容の日記を書きました。(→記事は、コチラ。)

 

 そして・・・、

一人店主の道を選んだのも、紛れもなく、やはり、“自立のため。”でした。

そう、20代の頃の私は、一にも自立、二も自立!だったのです。

 

 私はリフレのお仕事をするために、27歳で上京しました。

学生時代は仙台に住んでいたので、27歳にして、初の東京暮らし。

田舎モノの私にしてみたら、人や情報の多いコンクリートジャングル・東京はとても忙しなく感じられ、窮屈で・・・、

生活するには、2年が限界でした(苦笑)

 

 だから、栃木に戻って、自然の中で生活するコトを、いつもいつも切に望んでいました。

 

 栃木に戻るというコトは・・・。

セラピストとしてお仕事していくコトを考えると、ちょっと厳しいモノがありました。

都会のサロンに比べたら、確実に給与(時給)が安い!

(と言っても、5年前の情報なので、今の現状はどうなのかわからないです。スミマセン!)

 

 当時の私は、経済的な自立が絶対条件でしたから、いくら好きな仕事をするにしても、生活出来なければ意味がなかったのです。

 

 例えば、生活のコトだけを考えれば、平日はOLをして、休日だけセラピスト、という選択肢もありました。

でも、サロンで雇われて働くコトにより、制服やメイクなど・・・、したくもない身だしなみのルールに縛られるのはもう勘弁!だったのです(苦笑)

ちなみに、大手サロン時代は真っ赤な口紅に、首にはスカーフを巻いてました。

このようなキレイ目スタイルは・・・、私にとって、苦痛以外の何物でもありませんでした(汗)

(だって、ワタクシ、なんたって、素朴な丸顔レディーですから!(笑))

 

 もちろんメイクだけではなく、決められた接客&施術スタイルもでしたけど。

2年間のサロンワークの中で、もっとこんな風にお客さまと接したい!もっとこんな風なトリートメントが出来たら・・・、という、自分の願望&欲求が自然にフツフツと湧いてきました。

それを叶えるには、やはり、サロンで雇われて働くには限界がありました。

「それがイヤなら、自分でやるしかないんだよね。」

仲良しのスタッフとは、いつもそんな話をしていた気がします。

 

 だからと言って、実際にサロンを立ち上げる程の度胸もなかったし、サロン経営はそんなに甘いモノではないと自覚もしていたので、路頭に迷っておりました。

そんなときに、大手サロン時代の上司から、『旅館での委託開業』というヒントを得るのです。(→記事は、コチラ。)

 

 栃木で自立しながら、セラピストとしてお仕事を続けていくのなら・・・、

もうこの道しかない!と思いました。

 

 でも、もし、話がうまく進まなかったら・・・??

そのときのコトも考えていました。

東京に残って、サロンで働くか。(←でも、栃木に戻りたかったので、可能性としてはあまりなかったかも。)

もしくは、栃木に戻り、OLとして働くか。

 

 当時の私は、「絶対に、開業して成功する!!」という、揺るぎない強いキモチはそれほどなかったように思います。

ダメなら、他の仕事や選択肢でも。というキモチがどこかにありました。

自立するコトが一番で、セラピストとして、一人店主として、お仕事を続けるコトはその次くらいでした。

 

 だから・・・、

開業してからは、神様から自分のキモチ=本気度を試されているような出来事が続きました。

「あなたは、本当にセラピストとして、一人店主として、お仕事を続けていきたいのですか?」と。

もう、セラピストのお仕事を辞めた方がよいのかも、と考えたコトもありました。

でも、こうして、ありがたいコトに、私は(経済的に)自立しながら、今もセラピストとしてお仕事を続けています。

やっと、自分に自信を持って、一人店主としてやっていこう!という覚悟が出来ました。

 

 始めるコトは、わりかし簡単です。

でも、続けていくには本気の覚悟が必要です。

だって、一人店主とは、全ての責任を自分で引き受けなくてはならない、というコトですから。

 

 私はそんなに大層なコトは語れないけど・・・、

自分自身が覚悟が足りなかったコトで周りの方に迷惑を掛けてしまったり、不安と失意のどん底に落ちたからこそ、一人店主としてやっていくにはそれ相応の覚悟が必要!というコトを、声を大にして言いたいです。

(*その想いを記事にしてます。→コチラから。)

 

 成功については、

何を持って成功というのか、私には未だにイマイチわかりません(笑)

ただ・・・、もっともっと、私の手を通して、“自愛=自分自身を大切にする。”コトを伝えていけたらな。とシンプルに思います。

 

 ちょっと話が戻りますが、前回お話した、“触れる、というコト。”について。(→記事は、コチラ。)

以前、クォンタム・タッチというエネルギーワークを学んだときに、その創始者のリチャード・ゴードン氏の言葉がとっても腑に落ちました。

ちょっとご紹介しておきますね。

 

 人を本当に癒せる者など存在しない。癒しを必要としている人こそがヒーラーである。施術者は肉体が自ら癒しを起こせるように、ただ共鳴させ続けるだけでよい。

 

 真の癒しって、そういうコトなのだと、私は考えています。

 

 つづく。(次回は“出逢い”について。)

 

 ♪本日のBGM・・・サニーデイ・サービス/時計をとめて夜待てば(アルバム「MUGEN」より)

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2009年11月 8日 (日)

続・一人店主への道。~②触れる、というコト。~

 サロン勤務から、一人店主に至るまでの道のりを、自分の記憶を辿りながら、ポツポツと更新しています。

これから、開業しようとされている方やセラピストのお仕事をしようと考えていらっしゃる方の何かヒントになれれば・・・、私もウレシイです。

 

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 私は大手サロン、個人サロンと二つのタイプのサロンで、ありがたくもお仕事させて頂きました。

今日は、個人サロンでのお客さまやスタッフとの出逢いによって、“触れる”というコトについての意識が変わっていったお話です。

 

 大手サロンでは席数が10席あったのも、個人サロンでは、その半分の5席。

もちろん、お客さまの数はグーンと減るワケですが・・・、

でも、その代わり、お客さまやスタッフとの距離がググッ!と近く感じられました。

 

 大手サロンで働いていたときは、自宅からサロンまでの距離が、田舎モノの私からしてみたら相当だったので(汗)、仕事が終わると即帰宅。

思い起こしてみると、あまりみんなでゆっくり話す機会も持てなかったなぁ。。。

辞めてからの方が距離が近くなるという、なんだか不思議なご縁で(笑)、今でも繋がっています。

 

 それに比べて、私がお世話になった個人サロンは、自宅から最短で30分くらいの距離でしたし、大手サロンのような忙しさはなかったので、私自身も余裕を持って、日々を過ごせていたように思います。

スタッフのみんなとは、本当にいろんな話をたくさんしました!

目に見えるモノしか信じて来なかった私が、見えないモノの存在を受け入れるコトが出来たのも、ここで働くコトが出来たから。

ここで働くコトがなかったら・・・、私はどんな道を歩んでいたのでしょうね。

 

 私がリフレのお仕事をしたい!と思ったきっかけの一つに、

相手からダイレクトに反応が返ってくるような、やりがいのあるお仕事をしたい!

という気持ちがありました。

 

 実際にリフレのお仕事をしてみて、お客さまから「気持ちよかったです♪」とおっしゃって頂くと、やっぱりとっても嬉しかったし、その上、ご指名なんて頂けた日には、スキップして帰りたくなるくらいの、ウキウキ気分なモノでした(←ちょっと言い過ぎ(笑))

自分の手で、お客さまを癒して差し上げたい!心身が辛い状況にあるお客さまを変えて差し上げたい!と、本気で、強く思っていました。

何よりも、気持ちよい!と思って頂きたい。=私を・・・認めて欲しい!!という気持ちがそこにはありました。

(→その当時の気持ちを書いた日記は、コチラ。)

 

 だから・・・、当時は、ご指名してくださるお客さまの人数をすごく気にしながら、お仕事していたのですよ(苦笑)

ご指名して頂くのは自分のモチベーションも上がるし、セラピストとしてはとっても嬉しいコトなのですが、それが全てではないですからね。

でも、なんだか勘違いをしていたのです。

 

 お客さまを癒して差し上げたい、という気持ちも、今思えば、本当にお恥ずかしいくらい、自分本位な考えです。

“癒して差し上げる”なんて、とてもへりくだった言い方ですが・・・、

でも、本来、“癒された”と感じ、決めるのはお客さまであり、私ではない。

 

 お客さまはもちろん、癒されたくて、自分の心身の状態を整えたくて、いらっしゃるのだと思うのですが、変化をもたらすのは私たちの手によってではなく、お客さま自身。

私たちはサポートしたり、ガイドするコトは出来るけど、本当の意味での変化は、やはりお客さま自身の意識や気付きによってだと、私は考えています。

 

 というのも、私自身に、こんな経験があったから。

 

 ほぼ隔週で、30分のコースを受けに来られていた、近所に住むリピーターのお客さま(当時、20代女性)。

いつもいつも、緊張していて、氷のように冷たい足。(言葉も少なめ。)

特に、私を指名してくださっていたワケではないのですが、何故かたまたま、そのお客さまを担当するコトが多かった。

どうにか、その状態を改善して差し上げたくって、いつもより長めのコースや普段とは異なるコースを勧めて、受けられたコトもあったけど、それでも、ずっとその緊張状態が解けるコトはありませんでした。

 

 そう言えば、しばらくいらっしゃらないなぁ~、と思っていた頃、ふと、ご来店になりました。

そして、いつもの30分のコースを、私が担当するコトになりました。

 

 で、足を触ってみたら・・・、

ビックリするくらい、とってもあったかい!!

それに、あんなにいつも緊張していたのに、からだもとっても緩んでる!!

ただただ、そのお客さまの変化に驚きながら、トリートメントしていた私なのでした。

 

 トリートメント後のフィードバックの際、「いつもに比べて、すごく足が温かいし、緊張も緩んでいたようですね!(驚)」とお話したら、普段は口数の少ないお客さまが語り出しました。

 

 「実は、関西に転勤になったんです。単身赴任で東京の自宅には週末しか帰れないのですが、転勤になったおかげで、生活が規則正しくなって、ストレスも減ったんです。」と。

今までは夜遅くまでの勤務や、ときには朝までお仕事するコトもあったようで、とにかく、大きなストレスを抱えていたそうでした。

 

 そのお客さまはご結婚されていたので、ご主人とは週末にしか逢えないワケで・・・。

単身赴任という状況はコチラ側からしてみれば一見、大変だなぁ~という印象だったのですが、

でも、そのおかげで、言ってみれば、人間らしい生活を取り戻すコトが出来、今の方がとてもこころ穏やかに結婚生活を送れている、と言うのです。

 

 この変化に、私は衝撃を受けました。

あんなに・・・、どんなに私が頑張っても、一向に足が温まらず、緊張しっぱなしだったお客さまが、“転勤”という環境の変化だけで、こんなにも劇的に変化するなんて・・・。

 

 私が今でも、“東京の母”と慕っているスタッフに、常々、

「(トリートメントが)お客さまから上手だと思ってもらおうとか、何かを変えようと思って施術するのではなく、ただただ、そのときそのとき、お客さまに真剣に向き合うだけ。それでいいんだよ。」

と言われていた、ワタクシ。

言わんとしているコトはなんとなくわかるけど・・・、イマイチ、自分の中で消化出来ていなかった言葉。

でも、この瞬間に、この言葉の意味を初めて理解したのでした。

 

 その方自身が抱えている荷物を自ら手放した瞬間、素晴らしいギフトが贈られる。

そのタイミングを決めるのは、その方自身。

私たちは、ただただ、ありのままのその方を受け止めて、こころにそっと寄り添うだけ。

何かを変えようと働きかける必要はないんだ。

“触れる”って、そういうコトなんだ・・・。

と、お客さまを通して気付かせて頂いたのです。

 

 そして・・・、

私自身もお客さまに対しての「認めてもらいたい!」という必死な気持ちを手放したら、とってもこころが楽になり、今まで以上にトリートメントが楽しくなったのでした♪

 

 こんな風に、私たちセラピストの方が、お客さまから教えて頂くコトはたくさんなのです。

本当に、ありがたいお仕事ですね。

 

 大手サロンと個人サロン。

どちらの方がよりよいか、というのはないと思います。

どちらにもそれぞれのよさがある。

どちらを選ぶかは、その人次第。

私は・・・、二つのサロンで働けて、本当によかったなと思うし、一人店主に至るまでのそのプロセスで、きっとその必要があったのだと思っています。

 

 過去の自分を振り返り、自分の選択した道が果たしてコレでよかったのか??

もっと違う選択をすればよかったのでは??

と、不安になったり、クヨクヨ考えたりするコトもあったけど、 

今は、そのときそのとき、自分のベストを尽くして、必要な道を選択してきたのだと、過去の自分を褒めてあげたいです♪ウフ(笑)

 

 つづく。(次回は”きっかけ”について。)

 

 ♪本日のBGM・・・羊毛とおはな/手のひら(アルバム「こんにちは。」より)

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2009年11月 4日 (水)

続・一人店主への道。~①サロンで働く、というコト。~

 今年の初めに「完結する!」と宣言しておいて、一向に筆(指?)が進まなかった、私の一人店主への道のりのお話。

やっと、自分自身を認め、受け入れるコトが出来始めた、最近の私。

過去の自分を振り返り、その過程の中で自分を信じて、セラピストとして前に進んで行こう!と、静かな決意を抱き、

もうそろそろ続きを書いてもいいかな、と思い始めましたので、書いてみるコトにしました。

 

 以前、私が大手サロンで働いていた頃を回顧日記として、記事に残しました。(→カテゴリー『一人店主への道』

今となっては、ここまで書く必要があったのかな??(しかも、物語風に(汗))、と思うところはあるのですが、

まぁ、このときの私は、こんな感じで書き残したかったのでしょう。。。

(しかし、恥ずかしい。)

当時の気持ちを、ありのままに書いたつもりです。

 

 一体、何が書きたかったのかと言いいますと・・・、

大手サロンでは、“サロンで、雇われて働く”という理想と現実を、しっかり学ばせて頂いたと思っています。

 

 OL時代、組織の一員=雇われの身として、7年間働いてきたワタクシ。

自分がどんなに納得していなくても、お給料をもらっている以上は上に従って働かなければならなかったし、私からしてみたら、不当に扱われていると感じるコトもしばしばで、日々憤りを感じながら仕事をこなしていました。

要するに、不満だらけ。

しかも、好きな仕事なワケでもないから、一体何のために働いているのだろうか??という葛藤もあり・・・。

 

 そんなときに、リフレクソロジーと出逢いました。

そして、ようやく念願叶って、リフレサロンで働くコトになり、

好きな仕事をするコトで、この不満だらけの毎日にサヨナラ出来るかもしれない!

という、期待感でいっぱいに溢れるのです。

 

 でも・・・、

どんなに場が変わったとしても、組織の一員として、雇われて働くというコトは、それなりにガマンしなければならないコトもあるし、自分が納得いかないコトでもやらなければいけないコトもある。

だって、そこからお給料を頂いて、私はようやくごはんが食べられているのですから。

魔法が掛かったように、全てがバラ色に~♪というワケにはいかないのです。

 

 いくら場が変わったとしても、本人の意識が変わらなければ、何も変わらない。

確かに、好きなコトを仕事にしている、というコトで、救われる部分はあったけれど、“やらされている”という意識がある以上、こころの葛藤はやはり続くのだと思います。

全てを『自分が選択した道』と引き受けて、不平不満を言わず、今この瞬間に感謝しながら、お仕事に励む・・・。

そんな素晴らしい(でも、当たり前の)発想は、あの当時の私には微塵もありませんでした(苦笑)

(ま、でも、このこころの葛藤があったからこそ、ひとり店主への道を歩き始めるコトにもなるんですけどね。)

 

 今、雇われの身から解放されて、一人でお仕事するようになり、改めて、強く感じるコト。

“サロンで働く”というコトは、確かに、窮屈に感じる部分もあったけれど、貴重な体験をたくさんさせて頂けた、とてもありがたい場であったというコト。

何よりも、毎月毎月、お給料をきちんと頂けるというのは、本当にありがたいコトです!!(←語気、強めに。)

例え、施術に入れず、チラシ配りやポスティングのみの1時間であったとしても、それでも、きちんと時給が支払われるのですから。

(もちろん、チラシ配りやポスティングも大切な仕事です。でも、施術に入り、お客さまから代金を頂戴しない限りは、利益は発生していないのですモノね。)

それは、とんでもなく、ありがたいコトです。

雇われの身のときは、そんなの当たり前!と思っていたけれど・・・。

 

 OLをしていたときは、今自分がこなしている仕事がどれくらいの利益に繋がっているかなんて、深く考えるコトもなく、働いていましたが(汗笑)、

お客さまから施術代を頂戴するコトが、そのままサロンを動かしていくコトに繋がる、という、とってもリアルな感覚も学ばせて頂きました。

そのために、一人ひとりが責任を持ってお客さまを迎える、というコトも。

(利益を上げるコトだけが全てではないと思いますが、でも、サロンを運営していく上では、やはり大切なコトでもあると、思っています。)

 

 それに、大手サロンで働いたおかげで、本当にたくさんのお客さまと出逢い、たくさんの足に触れるコトが出来ました。

当時は体力的にも精神的にもとってもキツイ!(泣)、と感じるときもありましたが、それを乗り越えたからこそ、こうして一人で、なんとかやって来れたのだと思います。

(今だからですが、お客さまから怒りの矛先を向けられたコトも何度かありました~(苦笑)それも、よい思い出、よい経験。)

 

 働いていた当時は、それはそれは、思うコトはいろいろあったけれど、

(なんたって、もう辞めてやる!と思ってたくらいですから(笑))

今は、組織の一員として、サロンで働いてみてよかったな、とこころから思います。

それに、サロンで働いたからこそ、素晴らしいスタッフたちと出逢うコトも出来て・・・。

その一つひとつが、今では私の財産です。

ホントに、辞めなくてよかったです。

 

 私は大手サロンから、その後、個人サロンに場を移して、リフレのお仕事を続けます。

この、個人サロンでお仕事した期間は、私にとって、“触れる”という意識が変わる、とても貴重な時間でした。

次回は、そのお話をしようと思います。

つづく。

 

 ♪本日のBGM・・・小谷美紗子/真(君の真未来に捧げるうた)

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